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- 2025.04.05気持ちがうまく言葉にできない人の思考整理テクニック
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更新日:2025年8月22日
こんにちは! 今回は、「自分の考えをうまく言葉にできない」「頭では分かっているのに、口に出すと伝わらない」というお悩みにお応えします。
実は、このような悩みはとても多くの方が抱えているものです。
当教室ネイチャースタイルにも、「面接で言いたいことがまとまらない」「人前で話すと頭が真っ白になる」と相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
今日はその原因と、すぐにできる対策をわかりやすくお伝えします!まずは「モヤモヤを認める」ことから始める
「言いたいけど言えない」「伝えたいけど言葉が出ない」という状態は、気持ちが整理されていないだけ。
頭の中が“もやもや”していても、それを「ダメだ」と思わず、まずはその状態を受け入れることが第一歩です。・思い浮かんだ言葉や感情を、頭の中で否定せずそのまま受け止める
・「うまく言えないんだけどね…」と前置きして話してみる
・曖昧な言葉でも、まずは声に出してみる言語化は“完璧”じゃなくて大丈夫。大事なのは「言葉にしてみる」ことなのです。
実際に受講生の方も、「緊張して言葉が出ない」と悩んでいましたが、「今、言葉が出てこないんです」と正直に話すことで、会話がスムーズに進んだ経験をされています。「ひとりごと日記」で練習する
普段から言語化の習慣がないと、とっさの場面でうまく言えないのは当たり前。そこでおすすめなのが「ひとりごと日記」です。
・朝や夜に「今日は何を感じたか」「なぜそう思ったか」を短く書く
・感情の名前を添える「喜び系(嬉しい・安心など)」「不安系(心配・恐れなど)」「怒り系(不満・後悔など)」「悲しみ系(寂しい・虚しいなど)」「苦しみ系(つらい・苦悩など)」
・頭に浮かんだことを、まとまっていなくてもそのまま書く書くことで頭が整理され、自然と“自分の言葉”を持てるようになります。
当教室でも「1日3行だけ日記を書く」という練習をした受講生が、「会話中に自分の気持ちをすぐ言葉にできるようになった」と報告してくれました。「五感と言葉」を結びつけ、表現力を養う
感じたことを言葉にするには、「五感」を使うと伝えやすくなります。
・「楽しかった」→「胸がふわっと軽くなった感じがした」
・「不安だった」→「お腹の奥がギュッと重たくなるような感じ」
・「嬉しかった」→「顔が自然ににやけた」感覚を具体的に表すことで、自分の気持ちがより伝わりやすくなります。
授業の中でも「体の感覚を言葉にするワーク」を取り入れると、多くの方が「あ、これなら相手に伝わる!」と実感されています。「言い直しOK」の気持ちで話す
一度でうまく伝えようとすると、言葉が出にくくなります。
「ちょっと違うな、言い直していい?」と修正するのは、むしろコミュニケーション上手の証拠です。・話しながら、自分の言葉を見直してみる
・「今の、ちょっと違うな…こうかな?」と再構成してみる
・自信がなくても、「伝えたい」という気持ちを前に出す当教室でも「言い直してもいい」と意識するだけで、会話がぐっと楽になったという声を多くいただいています。
「相手との共有」が目的であることを忘れない
言語化は、正確さよりも“伝える相手との気持ちの共有”が大切です。
「完璧に言えなかったけど、なんとなく伝わったかな」で十分。
むしろ、相手とのやり取りの中で言葉が磨かれていくものです。・正確さより、「あなたに伝えたい」という想いを優先する
・相手の反応を見ながら、ゆっくり気持ちを言葉にしていく
・会話は“共同作業”。一人で抱え込まず「対話」を心掛ける以前の受講生インタビューでも「言葉の正確さより、気持ちを込めて話したら相手が共感してくれた」と感想をいただきました。
まとめ
「うまく言葉にできない…」という悩みは、少しずつ練習していけば、確実に改善していきます。
✅ モヤモヤを否定しない
✅ 「ひとりごと日記」で整理する
✅ 五感で感じて、言葉にする
✅ 言い直しながらでも伝える
✅ 相手と一緒に“言葉を育てる”ぜひ、今日から少しずつ試してみてくださいね。
次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」をどうぞお楽しみに✨