-
- 2025.01.3120代女性K様の課題と変化
-
K様は、コミュニケーション障害、社交不安障害などの心理的要因で、仕事や人間関係に支障をきたしておられました。そこで、まずは心理カウンセリングから始め、コミュニケーションのトレーニングを行いました。
🔶当初の課題//
①会話前に動悸、呼吸困難の症状が出る。
②仕事で話さないといけないときも、言葉が出ない。話ができない。
③職場で涙が止まらなくなることがある。
④ストレス感情/「なんで私にはできないんかな、自分が許せない(情けない)(恥ずかしい)」:「どう思われるだろう」「怒られるかもしれない(恐怖))」ビクビクしてしまう:「やっぱりダメだった(無力感、みじめ)」
🔶当初の期待//
周りの人に話しかけられる、人と仲良くできる、コミュニケーションがとれるなど、普通に人と関われるようになりたい。
🔶成功事例//
①仕事で、人前で話す(説明・進行)ことができるようになった。 始まる前は「何をしゃべろうか、どうしようか」と、不安でいっぱいだったが、気持ちに余裕ができて、それほど嫌じゃなくなってきた。 事前の準備も十分しないとダメだったのが、そんなに気にならなくなって、何も準備せずに言葉がスッと出てくるようになった。
②上司から「表情良くなった」「明るくなったね」と言ってもらえた。
🔶スキルアップ//
①困ったときに、人に質問や相談ができるようになった。
②「そこそこできるようになってきた」と思えるようになったことで、萎縮、緊張、固まるということがなくなってきた。
③「自分が許せない」→「仕方ない」と流せるようになったので、どんと落ち込むことがなくなった。
-
- 2025.01.25会話が続かない悩みを解消!
-
こんにちは! 今回は、「会話が続かない」「何を話していいかわからない」という悩みをお持ちの方に向けて、具体的なコツをご紹介します。少し中級レベルのものもありますが、ぜひ参考にしてください。
1.質問を使って会話を広げる
会話が続かない原因の一つは、せっかく相手が話してくれているのに何も反応できなかったり、あるいは一方的に話そうとしてしまったりすることです。会話はキャッチボール。相手の興味や話題を引き出すために、質問を活用しましょう。
★ポイントは、Yes/Noで終わる質問ではなく、相手が自分の考えを話せるようなオープンな質問をすることです。「いつ?」「どこ?」「誰?」など、情報を取るだけの質問は、会話がすぐに途切れてしまいます。少し「どうして?」「どんな?」「どう思う?」など、“ど”のつく質問を心がけましょう。
[具体的な例] ►「最近どうですか? 何か面白いことありましたか?」 ►「休日はどんなことをするのが好きですか?」 ►「その映画、どんなところが良かったですか?」
★もう一つ、相手の話しがはずむとっておきのポイントがあります。それは、相手の興味のある話題について質問することです。例えば相手の趣味や相手にとってタイムリーな話題などです。
[具体的な例] ►「最近、ゴルフはどうですか? 調子はどうですか?」 ►「(産まれたばかりの)お子さんお元気ですか?」
2.相手の話にリアクションする
会話がスムーズに進むためには、相手の話に対してしっかり反応することが大切です。うなずきや「そうなんですね」「面白いですね」といったリアクションで、相手が話しやすい雰囲気を作りましょう。特に「えー!! スゴイ!ヤバイ!マジ!」など驚きのリアクションは、相手の話したい気分爆上げです(*^^)v
[具体的なテクニック] ►うなずく:しっかりと首を縦に! ►相槌を打つ:「へえ、そうなんですか!」 ►繰り返す:「そうか~ 悔しかったんだ・・・」 ►共感する:「それ、すごく分かります! たしかに~ですもんね。」
こうしたリアクションがあるだけで、相手は自分の話に興味を持ってくれていると感じ、さらに話を続けやすくなります。
3.話題のストックを準備しておく
「何を話していいかわからない」と悩む方には、あらかじめ話題のストックを準備しておくのもいいでしょう。
[話題の例] ►最近見た映画やドラマ、読んだ本の感想 ►話題になっているニュースやイベント ►自分の趣味や最近ハマっていること、行ってみたい・やってみたいこと ►よく遊ぶ場所、お気に入りの物・事・人など ►「○○と△△どっち派か」「もしも〇〇だったら~自分なら」
話題の引き出しが増えると、自信を持って会話をリードできるようになります。
4.練習して慣れる
話し方も他のスキルと同じように、練習を重ねることで上達します。家族や友人とリラックスした場で会話を楽しんだり、独り言で練習したりするのも効果的です。ポイントは「失敗しても大丈夫」という気持ちで取り組むことです。
これらのコツを意識すれば、少しずつ会話を続ける力がついてきます。「初心者向け話し方ワンポイントレッスン♪」では、今後も皆さんがすぐに実践できるテクニックをお届けします。次回のテーマもお楽しみに!
-
- 2025.01.2130代男性M様の課題と変化
-
🔶当初の課題//
①うまくしゃべれない。たまに言葉に詰まる(吃音ぽい)。
②声が小さい。
③緊張する場面になると、フリーズしてしまう。
④「どう思われるか不安」で、より言葉が浮かばない。
⑤ストレス感情:「変なんじゃないか」「嫌われないか」「良く見られたい」「何か言わなあかん(焦り)」:「俺はダメやな(自己嫌悪)」:「友達ができない(孤独感)」
🔶当初の期待//
普通にできたらいい(声が相手に届く、普通にしゃべれる)。
🔶成功体験//
①話題がなくなって沈黙したとき、自分から話題を出せた。
②仕事でお客様と電話で打ち合わせするとき、以前は緊張で早口になっていたが、ゆっくりしゃべれるようになった。
③人と関わるためにコミュニティに参加して、自分から話しかけることができた。
🔶スキルアップ//
①不安をコントロールできるようになった。不安の軽減で、不安に飲み込まれなくなった。
②意識を相手に向ける余裕ができて、相手の気持ちを考えることができるようになった。
③自分も相手も、客観的に見ることができるようになった。相手側に立って客観視できている。
④相手の目を見て話せるようになっている。
⑤雑談の場で、普通に会話が続けられている。
-
- 2025.01.05プライベートレッスン(K様)
-
ネイチャースタイル 吉国先生
先日はご指導ありがとうございました。
レッスン後、同じクラスの仲よくなりたいと思っていた女子に毎日少しずつ自分から話しかけることができているようです。
娘は自分から話しかけるのが苦手なので、大きな躍進だと思っています。
娘は学校以外で初対面の人と話す機会は皆無です。うまく会話をすることはできないと思いますが、自分から相手に質問のボールをなげる練習、その場の空気になじんでいるかのように相槌や少し言葉をはさむ方法、よくわからない話題の時につまらない表情をしないこと、このあたりをグループレッスンにてご指導いただけますと幸いです。