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- 2025.05.05「要点を端的に話せない」という悩みを解決!
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こんにちは!
今回は「話が長くなってしまう」「話の途中で何を言いたいのか自分でも分からなくなる」そして、『何が言いたいの?』と言われる・・・とお悩みの方に向けて、**伝わる話し方の“型”**と練習法をご紹介します。この悩み、実はとても多くの方が抱えているものです。でも、話し方にはコツがあります。ポイントを押さえれば、誰でも「伝わる人」になれます。
1.最初に「結論」から話す癖をつける
人は「何の話か分からない」と、途中で集中力が切れてしまいます。
まず最初に**「何を伝えたいのか」**をひと言で述べましょう。[例]
►×「昨日、ちょっといろいろあって…」
►○「昨日の仕事でミスをしてしまいました」
このように**“要点→理由・詳細”**の順番を意識するだけで、相手の理解度が大きく変わります。
2.「話の構造」を頭の中で組み立てる
話す前に、以下のような簡単な構成を思い描いてみましょう。
①結論 → ②その理由 → ③具体例(詳細) →④補足(※特になければ必要ない)
[具体例]
「その企画には反対です(結論)。なぜなら、ターゲットのニーズとずれているからです(理由)。たとえば、最近の調査でも○○という結果が出ています(具体例)。」
この“型”に慣れると、どんな内容でもスッキリと伝えられるようになります。
3.「書いて整理する」トレーニングを
頭の中でまとめられないと感じる方は、まず紙に書く練習がおすすめです。
言いたいことを「短くまとめる」には、目に見える形にするのが一番です。[練習法]
►今日話したいことを、1行のメモにまとめる
►1つのテーマにつき「結論・理由・例」を簡潔に箇条書きする
►友人や同僚に、1分以内で伝える練習をする
短く話す力は、何度も繰り返すことで自然と磨かれていきます。
4.「情報を詰めすぎない」
あれもこれもと盛り込みすぎると、聞き手は混乱してしまいます。
話したいことを3つまでに絞ることを意識してみてください。(慣れるまでは「1トーク1テーマ」を意識する)たとえば、「言いたいことを一言で言うと何か?」と自分に問いかけると、自然に優先順位が明確になります。
5.「相手の反応」を見ながら調整する
話しながらも、相手の表情やリアクションをチェックしましょう。
「頷きがない」「ついてきてないかも」と感じたら、一旦止まって「ここまで大丈夫ですか?」と確認するのも効果的です。伝えるとは「一方通行」ではなく、「キャッチボール」。
相手に伝わって初めて、話す意味が生まれます。🧩まとめ
「何が言いたいのか分からない」と言われて落ち込むこともあるかもしれません。
でも、それはあなたの能力の問題ではなく、「伝え方の技術」を知らないだけです。今日からできるポイントをおさらいしましょう:
✅ 結論から話す
✅ 話の構造を意識する
✅ 書いて整理する練習をする
✅ 情報を絞る
✅ 相手の反応を見て調整するこの5つを意識するだけで、あなたの話は驚くほどスッキリと伝わるようになります。
「伝え上手」は、才能ではなく技術です。
次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」で、あなたの伝える力を一歩ずつ磨いていきましょう!✨