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- 2025.05.10相手の話の要点がつかめない・・・理解力を高める聞き方のコツ
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更新日:2025年9月26日
こんにちは!
今回は「相手の話が長くて、何が言いたいのかわからない」「話を聞いているうちに筋を見失ってしまう」とお悩みの方に向けて、要点を捉える力を高める具体的なコツをご紹介します。当教室にも「話を聞いているのに内容が頭に残らない」「会議で要点を整理できない」といったご相談がよく寄せられます。ですが、ちょっとした意識の持ち方や聞き方を工夫するだけで、理解力はぐっと上がるのです。
1.「話の目的」を意識して聞く
まず大切なのは、「この人はなぜこの話をしているのか?」と目的を意識することです。
多くの人は、無意識に話を聞いてしまいがちですが、話の冒頭や流れから「これは○○についての告知だな」、そして「結論は何だろう?」と意識しながら聞くと、理解しやすくなります。他にも「報告」「連絡」「相談」「質問」「説明」「注意」など、目的を意識しよう!
こうした目的の枠組みを意識して聞くだけで、話の筋道が追いやすくなります。
たとえば当教室の受講生からは「会議で『この人は結論を言いたいのか、状況を説明しているのか』と考えるようにしたら、内容を整理しやすくなった」との声もありました。
2.「キーワード」に集中する
会話の中で繰り返される言葉や、強調されるフレーズに耳を傾けましょう。そこに要点が隠れていることが多いのです。
🟡 たとえば…
・「実は一番困ったのは…」
・「つまり、私が言いたいのは…」こうした表現が出てきたら要注意。その部分をしっかり押さえることで、相手の意図を正確に掴めます。
実際、受講者の中には「キーワードを意識するようになったら、会議の議事録が取りやすくなった」という実感をされた方もいます。3.「聞く姿勢」を整える
相手の話を理解するには、自分の集中力が大きく関わります。
スマホを見ながら聞いたり、自分の発言準備に気を取られていると、要点は頭に入ってきません。◎ 姿勢を正して聞く
◎ 目線を合わせる
◎ あいづちでリズムをつくるこれらを意識するだけでも、聞き取る力は驚くほど変わります。
特に、当教室のレッスンで「うなずきとあいづち」を取り入れた方からは「相手の話が頭に入りやすくなった」との感想が多く寄せられています。4.「要点チェック」をしながら聞く
話をただ聞くだけではなく、自分なりに要約しながら聞くクセをつけてみましょう。
🟡 心の中での例…
・「今は状況の説明をしている段階だな」
・「ここから本題に入ったかもしれない」まるで“話の地図”を描くように整理しながら聞くことで、要点が浮かび上がってきます。
当教室では、実際の会話を録音して「今は説明の部分」「ここが結論」と印をつける練習をすることもあります。これを繰り返すと、自然に聞き分けられる力が育ちます。5.わからない時は「質問」→「確認」
もし「ちょっと分かりにくいな」と感じたら、そのままにせず質問してみましょう。そして、自分の理解で合っているか必ず確認し、擦り合わせを行いましょう。
🟡 たとえば…
・「××というのはどういう意味でしょうか?」
・「一番言いたいことは、△△という点で合っていますか?」
・「つまり、○○で△△ということですね?」こうしたフィードバックは誤解を減らすだけでなく、相手との信頼関係を深める効果もあります。
当教室の受講者からも「質問をするようになったら、会話がスムーズになった」と喜びの声をいただいています。まとめ
「相手の話の要点がつかめない」という悩みは、少しの意識と工夫で改善できます。ポイントは次の5つです。
✅ 話の目的を意識する
✅ キーワードに集中する
✅ 聞く姿勢を整える
✅ 要約しながら聞く
✅ 質問と確認で擦り合わせる要点を的確に捉えられるようになれば、会話はもっとスムーズで深いものになります。
ぜひ日常のコミュニケーションで意識してみてください。次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」で、皆さまの会話力をステップアップできる内容をお届けします!✨