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- 2025.03.21会話のズレ・かみ合わない悩みを解消!意図を正確に汲み取る5つのコツ
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【更新日:2025年8月8日】
こんにちは!今回は、「会話がズレてしまう」「相手の意図が分からない」「話がかみ合わずモヤモヤする」と感じている方に向けて、会話のズレを防ぎ、意図を正しく理解するための5つの実践ポイントをご紹介します。
ネイチャースタイルのレッスンでも、「相手と話がかみ合わないのがつらい」「会議などで話についていけない」といったご相談は非常に多いです。でも大丈夫。ちょっとした意識と工夫で、会話のストレスは大きく減らせます。
1.確認する力を鍛える
会話がズレる原因の多くは、「自分の理解が正しいと思い込んでしまうこと」。思い込みを減らし、確認する習慣を持つだけで、ズレの大半は防げます。
・要約して確認する:「つまり〇〇ということですね?」
・相手の言葉を繰り返す:「〇〇という点が重要ということですね」
・質問をする:「○○が何でしたっけ?もう一度お願いできますか?」当教室でも、受講生がこの「確認力」を意識するようになっただけで、職場の人間関係が驚くほど改善したという声があります。
2.共通認識を持つ
話がかみ合わないのは、実は「話の前提」が食い違っているケースが非常に多いです。何について、何の目的で話しているかを明確にすることで、すれ違いを防げます。
・背景を共有する:「この話は〇〇についてのことですよね?」
・目的を明確にする:「最終的に何を決めるための話でしょうか?」
・専門用語や抽象表現を避ける:「わかりやすく言うと〇〇ですね」会話は「情報のキャッチボール」ではなく、「土台作り」があってこそ成り立つもの。お互いの共通認識が整っていれば、細かい部分でズレることがぐっと減ります。
3.相手の立場を意識する
ズレを生まないためには、「自分の視点」だけでなく「相手の視点」も想像する力が必要です。相手の背景や感情に寄り添うことで、意図が見えてきます。
・相手の背景を想像する:「この人はどんな状況で話しているのか?」
・感情の動きを意識する:「どこで感情が動いているか注目する」
・相手の言葉を使う:「〇〇という言葉について詳しく聞いてもいいですか?」「相手に興味を持てない」と感じていた受講生が、「この人はどうしてこう言うんだろう?」と立場を意識するようになり、苦手だった上司と話せるようになった事例もあります。
4.適切なリアクションを心がける
意図が伝わらない原因には、「反応の少なさ」もあります。うなずき・表情・相槌などのリアクションを工夫するだけで、会話のズレを早期にキャッチできます。
・うなずく・表情を動かす:「なるほど!」(頷きながら)
・相手の話に共感する:「確かに、それは大変ですね」
・リアクション+質問:「面白いですね!それって具体的にどういうことですか?」反応を見た相手が「あ、ちゃんと聞いてくれてる」と感じると、安心して話してくれるようになります。結果的に、ズレやすい会話もなめらかに流れていきます。
5.ズレに気づいたら軌道修正する
会話の途中で「ん?話がズレてる?」と感じたら、そのまま進めずにいったん立ち止まって確認・修正しましょう。
・素直に確認する:「ちょっとズレてしまったかもしれませんが…」
・相手に聞き直す:「私の理解では〇〇なのですが、合っていますか?」
・自分の意図を伝え直す:「私が伝えたかったのは〇〇です」会話のズレに早めに気づき、素直に軌道修正できる人は、信頼されやすくなります。無理に取り繕わなくても大丈夫。誠実に会話を整える姿勢が大切です。
まとめ:ズレを防ぐ5つの意識で、会話力がアップ!
会話のズレや意図の食い違いは、誰にでも起こりうること。でも、以下のような意識を持つことで、驚くほどスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
・確認しながら会話を進める
・共通認識を持つ
・相手の立場を意識する
・適切なリアクションをする
・ズレたときはすぐ修正するネイチャースタイルでは、こうした“ズレない会話”のコツも、受講生の特性に合わせて丁寧に指導しています。「話の行き違いが減って、職場がラクになった」「家族との会話が前よりも穏やかになった」という嬉しい声も届いています。
ぜひ、今日からひとつでも試してみてくださいね!
次回も「話し方のコツ、ワンポイントレッスン」をお楽しみに✨